幡多地域(四万十市・宿毛市・土佐清水市・黒潮町・大月町・三原村)にお住まいの方のための消費生活に関する情報サイト
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住生活の知識
このページでは、住宅瑕疵担保履行法を中心として住宅の売買やリフォームに関する諸制度について解説が行われています。
消費者の方向けのページについても、
「住宅リフォームをお考えの方」
「中古住宅の取得をお考えの方」
「新築住宅の取得をお考えの方」

の3つのケースごとに、想定される状況に対する回答という形式で多くの有益な情報が掲載されています。

また、事業者の方向けのページとしても、住宅瑕疵担保履行法に関するQ&Aや既存住宅流通活性化等事業に関するページなど、住宅業界に関わる方であれば知っておくべき情報が数多く掲載されています。

住宅の取得を検討されている消費者の方、住宅産業に関わる事業者の方はぜひともご一読してみてはいかがでしょうか。

詳細は下記をクリック
◆住まいのあんしん総合支援サイト
◆ まんがでわかる「住宅瑕疵担保履行法」(PDF)

▼保険付き住宅のトラブル、リフォームのご相談はこちらへ
○住まいるダイヤル(財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター)

▼安心なリフォーム事業者等を調べたい方はこちらへ
○登録事業者検索システム(一般社団法人 住宅瑕疵担保責任保険協会)
「いくら返せるか」が重要
住宅は人生で最も高額な買い物です。
そのため住宅ローンを組んで買うのが一般的です。
ローンは借金ですから、利息を付けて返さなくてはなりません。
借金額が多過ぎると、ローンの返済が厳しくなりせっかく手に入れたマイホームを手放すことにもなりかねません。
ですから、住宅ローンは「借りられる金額」ではなく「返せる金額」を借りることが重要です。
目安は、年間の返済額が手取り25%以内になることです。

自己資金は3割が基本
住宅を購入する時は、購入価格の3割自己資金を用意するのが基本です。
このうち2割は住宅ローンの頭金、1割は住宅購入にかかる様々な費用(ローン関連費・登記費用・税金・引っ越し代など)に充てます。
頭金ゼロでもローンは借りられますが、頭金がないとその分借入額が多くなり、返済の負担が重くなるので避けるのが賢明です。
マイホームを買おうと思ったら、まずは頭金をしっかり貯めることからスタートしましょう。
また、3割の自己資金で貯蓄を使い切ってしまうと、住宅購入後に予想外の出費があった時家計が破綻することになるので、手取り月収3〜6か月分の貯蓄が残るようにします。

変動金利ローンのリスクを知ろう
住宅ローンの金利タイプは3つあります。
@固定型・・・・・・・借入当初から返済終了まで、ずっと同じ金利が適用される。
A固定期間選択型・・・一定期間は固定金利で、その期間が終了したら、そこで固定か変動かを選択する。
B変動型・・・・・・・一般的に、金利が半年ごとに見直され、それに基づいて5年ごとに返済額が変わる

3つのうち、当初の金利が一番低い変動型を選ぶ人が多いのが現状ですが、将来金利が上昇すると、5年後に毎月の返済額が大幅に上がるリスクがあります。
ですから、返済額がずっと変わらず返済計画が立てやすい固定型を選ぶのが最良です。
それでは毎月の返済額が高くなってしまうという人は、固定期間が10年の期間選択型を選ぶとよいでしょう。
たとえ、10年後に金利が上がっていても、返済が進んで元本が減っている分、毎月返済額のアップ幅を抑えられるからです。
あるいは、変動型と固定型の2つのローンを組み合わせる方法もあります。
借入額が少ない人、共働きで家計にゆとりがある人などは変動型でもいいでしょう。

ローンが払えなくなったら
どんなに慎重に選んだローンでも、何かの理由で返済が難しくなることもあります。
もしそうなったら、借り入れている金融機関に相談すれば、返済条件の変更や返済猶予など、当面の返済負担を軽くする対策が取れることがあります。
いよいよ払えないというところまでいってしまうと取れる手立てがなくなります。
返済が苦しくなったら、できるだけ早い段階で相談することが大切です。

くらしの豆知識2012年版(国民生活センター/出版) より