一部の商品を除き、加工食品には
消費期限と賞味期限いずれかの期限表示がされています。
◆消費期限とは
記載された方法で保存した場合、品質の劣化で安全性を欠く恐れがないと認められる期限を示す年月日を言います。
つまり、
「安全に食べることができる期限」です。
ですから、この期限を過ぎたら食べない方がいいとされています。
品質の劣化が早い食品に付けられています。
◆賞味期限とは
記載された方法で保存した場合、品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日をいいます。
つまり、
「おいしく食べることができる期限」です。
ですから、この期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。
品質の劣化が比較的遅い食品につけられています。
◆期限の設定は誰がどのようにして行うのでしょうか?
食品の情報を正確に把握している製造業者等が科学的、合理的根拠をもって適正に設定しています。
◆食品を無駄にせず、環境のことも考えた食生活にしたいですね
賞味期限が切れてもその食品が直ちに食べられなくなる訳ではありません。
こうした点を正しく理解していただき、廃棄等による社会的なコスト等も考慮しながら、買い物、保存等を行っていただくことは、食料の安定供給の観点のみならず、環境配慮の観点等からも望ましいことです。
*期限表示の意味を正しく理解し、これからも食品ロスを減らす努力も大切です 。
★農林水産省HPより抜粋