低温やけどにご用心 見た目より重症の場合も
内容
事例1
こたつで就寝し朝起きると、足の指から出血しており、やけどに気づいた。
左足の親指と人差し指を切断し、中指は皮膚移植を行うほどの重症だった。
(70歳代 男性)
事例2
腰にカイロを貼り、電気毛布のスイッチを付けたまま就寝した。
翌朝カイロをはがすと「痛がゆさ」があったので、皮膚科を受診したところ、皮がむけており皮膚の深い部分までやけどをしていると言われた。
(70歳代 女性)
【ひとこと助言】
- カイロやこたつ、電気毛布など、暖かく感じる程度の温度でも、長時間皮膚が接することによって「低温やけど」が起きます。
高齢者は若年者 に比べて皮膚が薄く、運動機能や感覚機能が低下しているため、重症となりやすく、特に注意が必要です。
- 低温やけどを防ぐためには、長時間同じ部位を温めないことが重要です。
- 低温やけどは痛みも少なく、一見軽そうに見えますが、見た目より重症の場合があります。
早めに医療機関を受診しましょう。
★国民生活センターHPより見守り新鮮情報241号
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