強引に契約させる訪問販売に注意!
  内容
    訪問販売では、断り切れずに必要のないものを購入してしまったり、強引に契約させられたりしてトラブルになる場合があります。
    特に昼間自宅にいることの多い方は、注意が必要です。
    
    【県内事例@】
    「20 kgで1万3千円、量り売りもできる」と言って、業者がりんごを売りに来た。
    5個くらいほしいと伝えると、勝手に10 kgを袋に入れて7千円と言って渡されたので、断り切れず購入してしまった。
    家族から返品したらどうかと言われたが、領収書を受け取っておらず業者名も分からない。
    (60代女性)
    
    【県内事例A】
    80代の母のところへ置き薬の業者が訪問し、母は必要ないと断ったのに強く勧められ契約させられた。
    契約書を置いて行ったが、書面の記入は業者がして、母は印鑑だけ押したようだ。
    必要ないものなので解約したい。
    (60代男性) 
  
      【アドバイス】
      
        - 玄関のドアを開けたり、業者を家に上げたりすると、断りづらくなります。
        必要 がない場合は、インターフォンやドア越しに断りましょう。 
         - 訪問販売はクーリング・オフが適用されますが、業者の名前や住所が分からなければ、解約は困難です。
        契約するときは必ず契約書などの書面を求めましょう。 
         - 認知症の高齢者が被害に遭ったという相談も寄せられています。
        被害を防止するために、成年後見制度の利用も検討しましょう。 
         - トラブルに遭ったときは、消費生活センターにご相談ください。
      
 
      
    
      高知県立消費生活センター 地域見守り情報85号より 
    
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