高齢者がターゲット!皇室関連本の押し売りにご用心
  内容
    最近、民間の出版社が発行した皇室関連の本やカレンダーを強引に勧誘したり、一方的に送りつけてくるという相談が寄せられています。
    契約当事者は高齢者がほとんどで、中には判断能力が不十分な高齢者に契約を結ばせているケースもあり、注意が必要です。
    
    【県内事例@】
    数年前から、電話で勧誘されて断り切れず、皇室関係の本を数回購入したことがある。
    最近また、注文した覚えのない高額な皇室関係の本が届いた。
    契約書が同封されていたが、このような書面に記入した記憶がない。
    (80代 女性)
    
    【県内事例A】
    高齢の母宛てに、皇室のカレンダーが届いた。
    請求書が同封されており、 母に確認すると、数日前に業者から電話があったことはわかったが、購入することを承諾したかどうかがはっきりわからない。
    (契約当事者 80代 女性)
  
      【アドバイス】
      
        - 注文していない商品が届いた場合、受け取る義務はありません。
        宅配業者に受け取り拒否をすると伝えてください。
        受け取り拒否をしても宅配業者に迷惑はかかりません。
    
         - 電話勧誘を受けていれば、一定期間内はクーリング・オフができます。
        契約したかどうかわからない場合は、代金を支払う前に消費生活センターに相談してください。
    
         - 特に高齢者のいる家庭では、留守番電話機能を活用するなどして、不要な勧誘電話には出ない工夫をしましょう 。
      
 
      
      高知県立消費生活センター 地域見守り情報94号より 
    
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