もしかして詐欺サイト?ネット通販、便利だけど慎重に! 
    通信販売に関する相談は、10歳代から80歳代まで、幅広い年代の方から寄せられ、年間の相談件数が最も多い販売購入形態です。
    そのうち、ネット通販では「代金を支払ったものの商品が届かない」「偽物が送られてきた」「販売業者と連絡が取れない」等の相談が寄せられています。
    
    特に、通販サイトの中には、日本のサイトを装って有名ブランドの模倣品を販売する悪質な海外サイトも数多く存在するので注意が必要です。
    
    トラブルに遭わないためには、サイトの内容を事前に十分チェックし、怪しい点があれば決して利用しないようにしましょう。
    
    【県内事例@】
    息子がネット通販でブランドの靴を注文し、代引きで商品が届いたが、中身は偽物だった。
    業者に連絡するが応答が無い。
    (契約当事者10代 男性)
    
    【県内事例A】
    ネットで商品名を検索し、出てきたサイトに注文した。
    代金は前払いで、指定された個人名義の口座に振り込んだが、一週間が過ぎても商品が届かない。
    問合せしようとサイトを検索したところHPが無くなっていて、連絡先も分からない。詐欺サイトだろうか。 
    (40代 女性)
  
      【アドバイス】
      
        - 悪質な海外サイトの場合、商品の交換や返金はほぼ不可能なので、未然に防止することが重要です。
  
        - サイトを運営する業者の住所や電話番号、責任者名が記載されているか、実在するか確認しましょう。
        連絡先がメールしかないサイトは危険です。 
        - 商品や取引方法などの説明の日本語に不自然さがあり、機械翻訳のような場合は、注意が必要です。
 
        - 正規販売店の価格よりも極端に値引きされている場合、安易な購入は避けましょう。
 
        - 支払い方法が口座振込の前払いだけでなく、カード払いなど複数用意されているサイトを選びましょう。
 
        - 注文した内容や業者からのメール、確認画面は保存しておきましょう。
 
        - 何か怪しいと感じたら、消費生活センターにご相談ください。
 
      
      
      ★高知県立消費生活センターより 地域見守り情報第109号
      
          
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