クリーニングトラブルに注意
  内容
    暖かくなり、衣替えの季節になりました。この時期はクリーニングを依頼することが多くなることもあって、シミ・変色、破れや紛失などクリーニングに関するトラブルについて相談が寄せられています。クリーニングトラブルは複数の要素が重なって発生することが多く、原因や責任の特定が困難なので、注意が必要です。
    
    
    【県内事例@】
    コートをクリーニングに出したら、シミが付いて戻ってきた。元からシミがあったと業者に言われたが納得できない。
    (相談者 20代 女性)
    
    【県内事例A】
    2〜3年前に購入したダウンジャケットをクリーニングに出したところ、袖口が破れて戻ってきた。全額弁償できないと言われたが、新品相当分の補償を求めたい。
    (相談者 40代 男性)
    
  
  
      【アドバイス】
      
      - クリーニングを出す前に、ポケットの中身や飾りなどは、取り外しましょう。紛失や破損を防止できます。
 
      - クリーニングを出すときと、受けとるときには、必ず衣類などの状態を店側と一緒に確認しましょう。
 
      - クリーニングの仕上がりに納得できない場合は、すぐに店舗に申し出て、やり直しや他の処理方法の提案を受けましょう。
 
      - クリーニング業界では、「クリーニング事故賠償基準」を策定しており、トラブルが発生した場合は、それに基づいて賠償をしています。「Sマーク」や「LDマーク」のある店舗は、この基準が適用されますので、安心の目安になります。独自の基準を設けている店もありますので、利用する店舗のルールを確認しておきましょう。
 
      
         ※Sマーク:「クリーニング業に関する標準営業約款」の登録店
          LDマーク:クリーニング生活衛生同業組合の加盟店
      
    
    
          
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