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幡多広域消費生活センター
トラブル事例
賃貸契約のトラブル・・・入居時にも確認を!
相談内容詳細
借りていたアパートの退去時に、敷金の返金がないどころか、多額の修繕費の請求が大家さんから届きました。
全額支払う必要があるのでしょうか?
(20代 男性)
アドバイス
大家さんとしっかり話し合って解決することが大切です。
それには国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」やそれに基づいた 「高知県ルール」を参考にしましょう。
賃貸住宅を退去する際は「借り主は元の状態に戻して明け渡す義務(原状回復義務)」があります。
しかし、普通に生活をしていて起こる経年劣化は費用負担する必要はありません。

高知県ルールの一例
壁紙の一部を破損した場合は、借主の負担は「幅0.9m×壁の高さ」
ただし、新旧の壁紙の色が違う場合は、経過年数を考慮した上で1面分の張替えを負担することもある。

【アドバイス】
  • 入居時には大家さん立ち合いのもと、部屋の状況を確認しましょう。
    チェックリストや写真撮影をしておくといいでしょう。
  • 退去時に修理費用を請求された場合は、修理明細を求めましょう。
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